中村診療所及び中出張所新庁舎の建設検討結果がまとまりました

　隠岐の島町中村診療所及び中出張所建設検討委員会は、隠岐の島町長より令和元年５月に招集され、以後４回にわたり中村診療所、中村歯科診療所、隠岐の島町役場中出張所新庁舎の建設に必要な事項について検討を行ってまいりました。

　検討の結果、、「（１）施設の設置場所、（２）施設の規模及び機能、（３）中老人福祉センターの跡地利用」等について、下記のとおり検討結果がまとまりました。

　　そして、令和４年２月１７日に隠岐の島町中村診療所及び中出張所新庁舎建設検討結果報告書として、町長に報告しました。

１．委員会の役割

　委員会は隠岐の島町中村診療所及び中出張所建設検討委員会設置要綱に基づき設置され、その掌握事務は、「（１）施設の設置場所、（２）施設の規模及び機能、（３）中老人福祉センターの跡地利用、（４）その他基本構想策定するにあたり必要な事項」となっており、令和元年５月１日から検討を行いました。

２．検討結果報告

（１）新庁舎の設置場所

　新庁舎の場所については、新庁舎の規模（２，４００㎡）が受け入れ可能な８候補の中から、住民の利便性、防災拠点としての安全性及び実現性・経済性に重点を置いて候補地を２点に絞り込み、さらに防災対策・安全性を調査比較する「新庁舎候補地選定業務」を実施しました。

　以上により、総合的に判断した結果、住民の利便性と設計の自由度に優位性のある隠岐の島町中村澤８番地１外７筆（約４，７００㎡）を最適地として選定しました。

〇新庁舎の設置場所　　　　　　　　　　　　　　　　　　〇敷地の範囲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

（２）新庁舎の規模及び機能

（1）施設の規模

　中村診療所（歯科診療所含む）については、五箇診療所と同等規模となる約４４０㎡、中出張所については、現出張所から大集会室相当面積を除いた規模となる約３６０㎡の計８００㎡にすることが望ましいとの結論となりました。

　また、駐車場等については、約１,６００㎡（５００㎡（来客２８台、公用車３台、職員９台)。+６００㎡（バスターミナル等）+５００㎡（通路等））余りとなり、合計２，４００㎡の規模となりました。

　なお、本規模を基準として、将来の人口予測や現庁舎の跡地利用等を踏まえ、適正規模を精査することとします。
 

（2）新庁舎の機能

　利便性を考慮し、同一敷地内に複合施設として建設することが望ましいとの結論となりました。

（３）中老人福祉センターの跡地利用について

　集会施設、ものづくり学校の機能移転施設として活用を検討することが望ましいとの結論となりました。

 検討結果の詳細は下記リンクからご覧いただけます。

隠岐の島町中村診療所及び中出張所建設検討結果町長報告文(172KB)(PDF文書)

隠岐の島町中村診療所及び中出張所建設検討結果報告書(3MB)(PDF文書)