体育委員会が中心となり、なわとび集会が行われました。競技は、前回し跳び、各学年で決めた種目跳び、学年ごとに跳びたい技を披露するスペシャルタイム、8の字チャレンジをしました。前回し跳びや種目跳びでは、どの学年もみんなの応援を力に時間いっぱい跳びきる姿を見せてくれました。自分の好きな技を披露するスペシャルタイムでは、二人で息を合わせた二重とびやダブルダッチなど、普段はあまり見られない技にみんなで盛り上がりました。掃除の班で行った8の字チャレンジでは、低学年が跳びやすいように声をかけたり、速さを調節したりするなど、高学年のやさしさが感じられました。高学年のリーダーシップや目標にむかってチャレンジする子どもたちの姿が見られたなわとび集会となりました。
3年生は3学期のレインボーの学習で、隠岐の伝統文化である「いぐり凧」を制作しました。3つのグループに分かれて、それぞれ「壇鏡の滝」、「夏祭りの花火」、「ローソク島」の絵を描きました。そして、いぐり凧保存会の皆さんに教えてもらいながら骨組みをつけ、糸もつけました。3月12日には、校庭で実際にいぐり凧を上げました。風が弱くても巧みにいぐり凧を揚げる保存会の方を見て子ども達から驚きの声があがりました。
今年のめあては、「1~5年生で協力して、6年生の思い出に残る会にしよう!」。西郷小学校を旅立っていく6年生に最高の思い出を作ってもらうことができるよう、1~5年生で一丸となって準備や練習に取り組んできました。
当日は、各学年の出し物や6年生の小学校生活をふり返るスライドショーなどを行い、全校で笑いあり涙ありの楽しいひとときを過ごしました。また、6年生からのメッセージの時間には、6年生が保護者の方々や下級生に対する感謝の気持ち、中学校生活に対する決意などを語ってくれました。
1~5年生と6年生が互いを思いやる気持ちが会場中に広がり、6年生の笑顔が溢れるとても素敵な会になりました。6年生が喜んでくれている姿を見て、1~5年生は大きな達成感を感じることができたのではないかと思います。西郷小学校がよりよい学校になるよう、6年生がつくってくれた伝統をしっかり受け継いでいってほしいと思います。
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