島後の小学校7校が集まり、体育の授業で学習するバスケットボールの交流会が開催されました。
今年から各校が男女混成チームを編成し試合をする方式になり、本校からは2チームが参加しました。5・6年生は体育の時間に加え、朝のシュート練習や放課後の練習をし、少しずつバスケットボールに慣れ、基本的な動きやシュートの力も向上させていきました。
当日は他校のスピードや高さにとまどいながらも、自分たちが練習してきたことを出そうと積極的に一生懸命取り組みました。また、仲間を応援する声もしっかり出ており、中条小学校のチームワークのよさが感じられました。
6年生の児童会執行部が中心となり企画・準備をしたすじっ子運動会が開催されました。1年生はスローガン横断幕作り、2年生はポスター作り、3年生はラジオ体操、そして4年生以上は各委員会に分かれて用具、放送、記録などの役割を担当し、全校児童が自分たちで作り上げる手作りの運動会として実施することができました。当日はたくさんの保護者・地域の方に応援していただきました。
みんなが関わりながら一生懸命楽しむ姿は、中条小学校の児童の素直さが感じられました。全校の力を結集して、今年のスローガンである「みんなで協力して、笑顔でおわる すじっ子運動会」が実現できました。
例年行われている島後小中学校音楽会に、本校からは3~6年生の45名が参加しました。
6年生がリーダーになり9月から練習に取り組みました。リーダーから毎回練習のめあてが発表され、声の出し方や姿勢に気をつけたり、歌詞の意味を考えて歌い方をくふうしたり、旋律やハーモニーを揃えたりなど、本番でよりよい演奏ができるように練習を重ねました。
迎えた本番、ほどよい緊張感を持ちながらステージに立った子どもたちは、今年度も「心をひとつにみんなで歌おう」のテーマのとおり、会場いっぱいに歌声を響かせました。
荒天のため延期になっていた秋の遠足が10月25日に行われ、島後の各地に出かけました。
低学年は蛸木の公園や神社へ出かけ、中条とは違った南向きの海の景色を楽しんだり、レクリエーションをしたりして秋を満喫しました。中学年は中村に出かけ、北小学校との交流を楽しんだり、中村海水浴場で弁当を食べたあと砂で遊んだりしました。高学年は社会科の学習と関連させ、平の古墳、五箇の水若酢神社や郷土館などに出かけ学習を深めました。
今年も5・6 年生の総合的な学習の時間に、天然記念物であるヤマネの学習を行っています。
11月5日には、ヤマネ・いきもの研究所所長の湊先生・饗場さん、隠岐世界ジオパークツアーデスクの方をはじめ地域の方々のお世話になり、ヤマネの森へ出かけました。9月に引き続き巣材調査を行ったところ、ヤマネの親子が暮らしている巣箱を発見するという貴重な体験ができました。ヤマネの学習を通して、中条の自然の豊かさや素晴らしさに気づいて欲しいと願っています。
今まで学習してきたことを保護者・地域の方にどう伝えるか、学年ごとに工夫して学習の成果を発表しました。
1年生は、「くじらぐも」の音読発表のほか、鍵盤ハーモニカの演奏や国語の学習を生かして作った「うみのかくれんぼ」や「じどう車ずかん」を紹介しました。2年生は生活科の学習をまとめ、「すじっこたんけんほうこく会」として発表しました。柴さんの畑・原田馬・中条駐在所での学習をクイズを入れて発表しました。3年生は、「古典相撲」について、地域の方に教えて頂いたり調べたりしたことを発表し、更に「超ミニミニ古典相撲中条場所」もご披露しました。相撲踊りや取り組みの時には観客の方からも声をかけていただいて大いに盛り上がりました。4年生は、「ともにいきる」(福祉)をテーマに発表しました。原田デイサービスで交流をしたこと、そのことから調べたいテーマを自分で決めて調べたり考えたりしたことを堂々と発表することができました。5年生は、隠岐の米作りについて自分の興味のあることを調べ、発表しました。田んぼでの体験やJAの職員の方の話を通して学んだことを、さらに深く追究し農業に携わる方の取り組みについて伝えました。6年生は隠岐の林業について学習して発表しました。しいたけ栽培、ウッドヒル隠岐、隠岐島後森林組合、ペレット工場の見学など、幅広く隠岐の林業について自分たちの考えや取組を伝えました。
1年生から6年生まで、本当にたくさんの地域の方々にお世話になりました。ありがとうございました。
今回のマラソン大会では、「自分の記録が伸びるように努力する。」ことをめあてに大会に向けて朝マラソンに取り組みました。チャレンジ委員会は、スタンプラリーをして大会への機運を高めました。当日は、天候にも恵まれ、出場した児童全員が完走しました。また、児童が他の学年を一生懸命応援したり、地域の方や保護者の方が応援したりして、温かな雰囲気に包まれました。これからも体力向上に努め、三学期のマラソン大会も頑張ってほしいと思います。
長年続いているPTA行事のしめ飾り作りが行われ、地域の方に教えていただきながら親子でしめ飾り作りを行いました。
当日は各地区に分かれて丁寧に教えていただいたおかげで、各家庭のしめ飾りができ、多い児童は2つ3つと作り上げました。
温かな雰囲気の中、世代を超えた交流があるこの行事をこれからも続けていきたいと思います。
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