隠岐の島町と清水建設株式会社(以下、「清水建設」)は、令和6年6月5日、事業連携協定(以下、本協定)を締結しました。
本協定は、隠岐の島町と清水建設がともに取り組む、持続可能なまちづくりの実現に向け、第2次隠岐の島町総合振興計画の着実な推進を目的とした、両者の事業連携協定です。
隠岐の島町は、少子高齢化や人口減少等がもたらす様々な地域課題に対応することを目的として、「第2次隠岐の島町総合振興計画」を策定し、「島を愛する」、「力を合わせる」、「未来へつなぐ」という基本理念のもと、全ての町民や島外の人たちが一体となった、「協働のまちづくり」の実現を目指しています。
清水建設は、2030年を見据えた長期ビジョン「SHIMZ VISION 2030」において、イノベーションを通じて新たな価値を創造し、「安心・安全でレジリエントな社会」、「健康・快適に暮らせるインクルーシブな社会」、「地球環境に配慮したサステナブルな社会」を実現することを目指しています。
この度、本町の思いと、清水建設が目指す「建設事業の枠を越えた社会の本質的なニーズや課題を研究しつつ、時代を先取りする価値を創造し、人々が豊かさと幸福を実感できる持続可能な未来社会の実現に貢献する。」という思いが合致したため、事業連携協定を締結することとなりました。
隠岐の島町と清水建設は協働事業の初期活動として、町民同士や島外の人たちとのつながりの強化に資する共感のプラットホーム「隠岐びとチャンネル」の研究開発および運用に向けて連携して取り組みます。
この「隠岐びとチャンネル」を活用し、以下の取組をはじめとする、本町の本質的なニーズや課題への対応につながる諸施策に取り組んでまいります。
1 つながり強化に関すること(島を愛する)
文化財(有形・無形)の保存・継承や、島内での活用の様子を、島内外の人たちと共有します。
2 安全安心に暮らせるまちづくりに関すること(力を合わせる)
平時の備えとして、自主防災組織 の立ち上げ支援や活性化に向け取り組みます。
3 カーボンニュートラルなまちづくりに関すること(未来へつなぐ)
海洋環境や資源の保全に向けた調査及び対策に取り組みます。
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