隠岐の島町立
都万小学校

都万小学校の様子について(令和2年度2学期)

 

小体連陸上交流大会

 9月24日(木)隠岐高校グラウンドにおいて「島後小体連陸上交流大会」が行われました。事前の天気予報では開催が危ぶまれましたが、子どもたちの願いが届き、開催することができました。大会では、これまで練習してきた成果を十分に発揮し、とてもよい成績を収めることができました。こうして他校と競い合ったり、交流したりする機会をもつことができ、子どもたちにとっては大変良い刺激になりました。練習から本番まで、6年生を中心に大変良い雰囲気で取り組んできました。チーム都万小としてこれからの生活につなげていきます

 【5・6年児童の感想】

 ぼくは今回、陸上のキャプテンをしました。最初は、みんながしっかりついてきてくれるか心配でした。けれど、5・6年生が盛り上げることをサポートしてくれるところを見て安心して取り組めました。そして、大会前日には、1から4年生が応援式をしてくれました。その応援式のおかげで、すごくいい雰囲気で大会へ向かうことができました。当日は会場についてからすぐアップをして幅跳びに行きました。本番の3本はあまり緊張せずに飛ぶことができました。目標には届かなかったけど、いい大会、いいジャンプになりました。

 100mの記録は14秒8で、優勝しました。目標に書いたことを上回りました。これから先、それが続くように朝マラソンや習い事のスポーツにも活かしていきたいと思います。来年、ぼくたちが一番上の学年として、リーダーとして頑張っていきたいです。声出しとかのやる気や人に言われずにやるべきことができる人に憧れます。日々の生活でも、その人を目標に頑張りたいです。

 

 

都万を楽しむ

  5年生は、2学期の総合的な学習の時間に、都万のスペシャルなものや場所について調べる学習を進めています。まずは、自分たちで都万を楽しみ、その良さを実感することを大切にしています。第一弾は、「隠岐の国ダイビング」です。ちょうどどこに行こうかと話し合っているときに、隠岐の国ダイビングでアカウミガメ「リブ」の保護をしているというニュースが入ってきました。全学年がリブを見に出かけました。漁網が右前足に食い込み、壊死した状態で発見されたリブ。リブの大きな姿に圧倒されると同時に、環境保護の大切さをそれぞれが感じたと思います、5年生は、島根大学生物資源教育研究センターの小野助教授、環境省の楊木さんに環境保全の観点からのお話いただき、大変勉強になりました。その後は、隠岐の国ダイビングの施設を見せていただきました。布施の施設が営業しなくなったため、島後では、今は唯一のダイビングできる場所とのことでした。機材などの説明や、いろいろなお客さんが隠岐の海を楽しみに来てくれることや、ダイビングすると見られる生物などを教えていただきました。最後は、シーカヤックに乗りました。初めて乗る人もいて、とても楽しそうでした。子どもたちは、自ら都万を楽しむとともに、良さも実感したと思います。今後も、都万を楽しんでいこうと思います。

 【5年児童の感想】

 私は、ウミガメがかわいそうだと思いました。人間のせいで海を汚してしまうから、海をもっと大事にして生き物を守りたいです。安部さんが紹介してくださった都万の海で見られる生き物が、どれもきれいで印象的だったので、そういった生き物が減ってしまわないように、ちゃんと自分のごみは持って帰って捨てようと思います。

 

スマホ・ケータイ安全教室

 9月30日、NTTドコモの協力を得て、5・6年生を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。例年なら講師の方をお招きしてお話をいただくのですが、今年はコロナウィルスの影響で、広島の事務局と都万小学校をインターネット回線でつなぎ、遠隔操作でテレビ画面を通してのお話となりました。講師の藤井さんから、SNSで気を付けること、ラインで気を付けること、使い過ぎに注意の三本柱でお話を聞き、また、ビデオを視聴しました。その後、隠岐の島警察署山田さんから、隠岐の島町でのネットトラブルの実態等について話を聞き、一層身近な問題として捉えることができました。今後も、こうした学習を計画的に実施し、子ども達が、進化する文明の機器に振り回されないよう、便利な道具としてかしこく使えるようにしていきたいと思います。

 【5年児童の感想】

 話を聞いて、個人情報もいろいろあることが分かったので、気をつけたいと思いました。やっぱり、夜遅くまでスマホをしたりすると、よくないんだなと思いました。サギなど危ないことがいろいろあったので、これからは気をつけたり、困ったことがあったらお母さんたちに聞いたりしようと思いました。

 

  

 

 

 

 

銭太鼓クラブお披露目

  9月の参観日に合わせて、銭太鼓のクラブ発表を行いました。初日は下学年、翌日は上学年に向けての2部公演で、「何だか有名人になった気分。」と楽しみな気持ち半分、緊張半分で本番を迎えました。当日は、昼休みの時間でしたが、たくさんの子どもたちや保護者の方が見に来てくれました。曲が流れ始めると、リズムをとったり、拍手をしたりしながら楽しそうに見ている子どもたちの姿が印象的でした。例年のように、様々な場所に出かけての発表は難しくなっていますが、多くの人に見てもらい、声をかけてもらうことで銭太鼓クラブの子どもたちも笑顔溢れる時間となりました。指導にあたって下さる山口先生、当日足を運んでくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。

 

 

都万地区保小中体育大会

  10月17日(土)、第73回都万地区保小中合同体育大会が行われました。当日は気持ちのよい秋の青空が広がり、賑やかな運動会となりました。今年はコロナウイルスの影響で、午前中開催で種目の削減になりました。限られた中でも、それぞれの種目で子どもたちが輝く場面があり、充実した運動会になりました。特にアピールタイムでは、高学年を中心に自分たちで作りあげ、元気いっぱい、かわいさいっぱいの発表になりました。また、役員の仕事を中学生と小学生が一緒に行い、自分たちで運営する主体的な運動会になりました。この運動会も長く続き、70回を越えています。益々盛んになり、伝統が受け継がれていくよう、今後もさらに工夫とパワーアップを図っていきたいと思っています。

【6年児童の感想】

役員としては、体育委員会の委員長として、中学生の力を少し借り、あとは小学生メインで動きました。まとめるのは大変でしたが、みんなで協力してさっと用具の出し入れをすることができました。そしてアピールタイムでは応援長という大事な仕事を自分で受けました。応援長になった時、声を出し、よく考え、しっかりとまとめ、いい応援長になると決めました。ぼくの目標は、1位を目指してはいるけど、一人一人の気持ちや前に行く姿を大切にし、みんなで一つになっているチームがいいなと思いました。友達みんなにサポートされ、助かりました。勝ち負けはありますが、とってもいい運動会になりました。これからも色んな行事で、みんなで助け合って頑張っていきます。

 

 

 

都万小中合同音楽発表会

 10月22日(木)に、都万小中合同音楽発表会が行われました。今年は、コロナの影響で、島後音楽会が中止となりましたが、都万小中で音楽発表会を行うことが決まり、3から6年生は「MISSION IMPOSSIBLEという曲を発表することになりました。「みんなで心を一つに演奏しよう」「聴いている人が感動する演奏を目指そう」を合言葉に取り組みました。本番では、緊張している中でも一生懸命演奏し、今までで一番心が一つになった演奏ができたのではないかと思います。1年生と2年生も音楽で学習している鍵盤ハーモニカや合奏を披露し、たくさんの素敵な音楽に触れることができました。

【6年児童の感想】

 オリエンテーションで、MISSION IMPOSSIBLEを演奏すると言われた時、すごくびっくりしました。なぜかというと、映画でも使われていて、すごく激しい曲だと思ったからです。みんなで一緒に一か月半練習をして、本番をむかえました。みんなすごく緊張していたけど、いい演奏ができて良かったです。あきらめずに練習して良かったです。来年は中学生だけど、この気持ちを忘れずに頑張りたいです。

【4年児童の感想】

 練習の時は、ミスをいろいろしてしまったけど、どんどんミスも少なくなって、強弱や指揮を見ることもできるようになりました。本番は、いつもよりも指揮を見るのが多かったり、強弱も大きくつけたりできました。それに、楽しく演奏できて良かったです。感想の時に、ほめられてうれしかったです。3から6年生での演奏はこれが最後なので、最後にぴったりな演奏ができて良かったです。

 

 

生活目標の取組み

 校長先生から、折に触れて「ふるまい一番の学校になろう」とお話があり、最近では5つのキーワード「あいさつ」「そうじ」「時間」「校歌」「言葉」を言える児童が増えてきました。それにリンクする形で取り組みを進めてきた生活目標。あいさつについては、本校にいらっしゃったお客様から、「いいあいさつだね」と褒められる機会が増えました。これまでは、運営委員会を中心に取り組んできましたが、この度新しい取り組みとして、全児童にアンケートを実施し、よりよい都万小学校にするための課題を共有し、11月からの生活目標を決めようと、先日5・6年生サミットとして話し合いを行いました。6年生を中心に、自分たちの力で学校を良くしていこうと強く意識しながら話し合いを進めているのが印象的でした。今後も、ふるまい一番学校を目指して、みんなで頑張ります。

 

自主学習の充実

 家庭学習の充実を図るために、『家庭学習の手引き』を作成し、配布しました。各学年の家庭学習で目指す姿や、目安の時間、参考例などを載せています。

 その中で、自主学習の取り組みを紹介します。自主学習は、「自分で考えて学習する力」を高めるためのものです。一人ひとりがノートを作り、工夫しながら進めています。廊下に掲示することで友達のよい自学ノートを参考にし、どんどんレベルアップしています。1冊終わると、次の表紙のシールを教頭先生にもらいに行きます。多い人は、もう10冊目に突入しています。意欲の高まる工夫と評価 を繰り返しながら、子どもたちの考える力が高まるよう、取り組んでいきます。

 

島後の秋を満喫 秋の遠足

  10月9日(金)、秋の遠足を行いました。春の遠足がコロナ禍で中止されたため、子どもたちにとっては、約1年ぶりの遠足となりました。当日は、低・中・高学年に分かれて思いっきり秋の1日を楽しむことができました。

 低学年は港町公園とかっぱ公園、隠岐の島町立図書館に行きました。港町公園でも時間いっぱい遊びを満喫し、図書館ではお気に入りの本を読んで借りて、かっぱ公園でお楽しみのお弁当タイム。それが終わったらおやつ、また遊びと、行く先々での活動を時間いっぱい、めいっぱい楽しむ子ども達でした。普段の学校生活にはない、思う存分にいっぱい遊ぶ皆がのびのびとして楽しそうでした。

 

【低学年児童の感想】

 きょう、えんそくにいってたのしかったです。ともだちとおやつをこうかんしてたのしかったです。こうえんで、ぐらぐらかいだんがたのしかったです。

 きょう、えんそくにいきました。かっぱこうえんにいきました。あそんだり、おかしをたべたりして、たのしかったです。

 きょうね、えんそくに行ったよ。そして、ホテルについたら、バスからおりて、つぎにみなと町公園であそんで、わたしは赤ちゃんようのぶらんこにのったよ。そしたら、せんせいが「あつまってください。」と言って、またあるいて、かっぱ公園についておかしを食べました。すごくおいしかったです。そのつぎは、図書かんへ行きました。みんなが「たのしいね。」と言って、そしたらわたしもたのしくなってきました。つぎはおべんとうをみんなで食べました。光ちゃんが、おばけのおにぎりを食べました。たのしかったのでまた行きたいです。  

   

 

中学年は、卯敷保養センターへ行ってきました。道中にある「かぶら杉」を見学し、1本の杉から何本もの幹に分かれている姿にびっくりしていました。それから、布施の春日の浜でバスを降り、卯敷保養センターまで歩きました。到着すると、「秋の宝探し」や「けいどろ」をして遊びました。子どもたちの自主性・企画力の高さを感じた時間でした。そしてお待ちかねのお弁当タイム。子どもたちのお弁当を開けた時の顔が、たまらなく可愛かったです。食後は時間いっぱい、長い滑り台で遊び、秋を満喫しました。

【中学年児童の感想】

 私は遠足がすごく楽しかったです。なぜかというとみんなが笑顔になっていたからです。「秋の宝さがし」も、隠岐の自然がいっぱいあったのでいいなと思いました。見たことがない植物があったので、秋の宝さがしをしてよかったなと思いました。ケイドロは走る場所が広かったので、みんな楽しそうに走っていました。警察の人も一生けんめいどろぼうをつかまえていたので、いいなと思いました。昼ごはんも、みんなで食べれたのでおいしかったです。コロコロすべり台で思い切り遊べたのでうれしかったです。コロコロすべり台にはどんぐりがいっぱい落ちていたけど、次に使う人のためにひろっていたのでいいなと思いました。   

 

 高学年は中村地区へ遠足に出かけました。まず初めに、白島海岸へ行きました。風が強いこともあり、白島から見る景色はいつもと違いましたが、これもまたきれいでした。子どもたちはおやつ&写真タイムでした。そこから歩いて中村海水浴場へ行きました。初めは2班に分かれて、5年生が企画したゲームを楽しみました。「歩きオニ」や「マジカルバナナ」など5年生を中心に楽しみました。フリータイムでは、風が強いことがあり、海側で遊ぶことはできませんでしたが、広場でグランドゴルフをしたり、野球をしたり、ワードウルフをしたり、それぞれで楽しく過ごしあっという間の遠足でした。

【高学年児童の感想】

 最初に白島展望台に行きました。海はすごく荒れていたけれど景色がすごくきれいでした。その後、中村海水浴場に行くために4キロ歩きました。みんなでマジカルバナナをしながら歩きました。着いてから5年生が考えた遊びをしました。すごく楽しかったです。次にみんなでおいしくお弁当を食べました。お菓子を食べながら、いろいろなお菓子を混ぜて遊びました。楽しかったです。最後にグラウンドゴルフをしました。瑛介さんがホールインワンをしていたのがすごかったです。またみんなで遠足に行きたいです。

                                     

稲刈り

 田植えをしてから5か月が過ぎ、先日稲刈りを行いました。春に続き、井川さん、常平さんなどにお世話になり、稲刈りから脱穀まで体験させていただきました。まず、一人一人が鎌を持ち稲刈りを行いました。コツを教えていただきながら徐々に上手になり、熱中して刈っている様子が印象的でした。その後、「千歯こき」という道具で脱穀体験をしました。稲刈りから脱穀まで手作業で行うことの大変さを感じている様子でした。最後は、井川さんが機械に乗り、稲刈りから脱穀まであっという間に行う姿を見せていただき、手作業との違いを実感することができました。

【5年児童の感想】

 井川さんのおかげで、手作業で稲刈りや脱穀をするのと、機械で稲刈りから脱穀までするのとスピードが全然違うということが分かりました。普段食べているお米の大切さが分かりました。

 

 コロナ禍の中で都万っ子祭り開催

  11月14日(土)に、都万っ子祭りが行われました。6年生による銭太鼓のオープニングで始まりました。次の出し物は、5年生の都万のいいところを見つけ隊という発表で、常平豆腐や、隠岐の国ダイビングの紹介をしました。1年生は、秋にまつわるクイズを出し、合間にウェーブや踊りをして盛り上げました。2年生は、音読劇「お手紙」をアクションもつけて発表しました。休憩をはさんで、のびのび学級の発表は、「ごみゼロ大さくせん」でした。巨大なクレーンまで出て、びっくりしました。3・4年生の発表は「島とり競争」で、大森島にまつわるお話を劇にしました。赤いちゃんちゃんこが印象的でした。6年生は、修学旅行に出発する前に、島根県のよいところを調べ、宍道湖七珍や三瓶山などを発表しました。出雲大社については、お賽銭の額などをわかりやすく説明していました。最後に、3年生から6年生による合奏を披露し、無事発表を終えることができました。感染症予防のため、今回の「都万っ子祭り」には、保護者の方みのご案内とさせていただきましたが、たくさんの方にご参加いただきました。子どもたちも、精いっぱい発表でき、満足していました。

【児童の感想】

 わたしは、きんちょうしました。れんしゅうの時はよゆうだったけれど、本番はすっごく足がふるえました。よかったところは、「気もちをこめて・大きな声・ゆっくり」ができてよかったです。来年も楽しみです。 

 わたしは、都万っ子祭りがとても上手にできたと思いました。大きな声で、はっきり言えたし、動きも大きくできたからです。ほかの学年も、とてもおもしろかったです。1年生は、クイズを考える時の動きがおもしろかったです。2年生は、わたしたちの時とちがって歌があったので感動しました。のびのびは、ゴミでいろいろなものを作っていてすごかったです。5年生は、都万のいいところをたくさん発表してよかったです。6年生のぜにだいこは、みんなが上手すぎてビックリしました。もちつきはなかったけれど、楽しい一日になりました。

 都万っ子祭りがありました。オープニングはぼくたちの銭太鼓でした。最初はきんちょうしていました。でも、途中からは楽しい気持ちになり、自分的にはすごく楽しかったです。心を一つにできました。最高のオープニングでした。そして、最後に6年生の番になりました。最初は三瓶山の班でした。みんなが笑顔で大きな声でやっていてよかったです。次は、宍道湖についてでした。手作りのガチャを使っていて、いろいろな工夫があってよかったと思います。ぼくたちの出雲大社の発表は、体を大きく動かせたし、声もきちんと出せてよかったです。小学校生活最後だったけれど、最高の都万っ子祭りでした。

研究発表会                                                             

  今年度は、『主体的に課題に取り組む児童』『伝え合い高め合う児童』を目指して、算数と学級活動を中心に授業改善を図っています。10月には、5年生の算数科の授業を、隠岐の島町内の先生方に公開しました。算数科では、子どもたちが自分たちで授業を進めていく「ガイド学習」の形を導入しています。実際、この形で進めていくと、集団意識が高まり、相手のことを考えたり、みんなで力を合わせたりといった社会性が育ってきているように感じます。今回の授業の中でも、「ここ分かる?」などと友達のことを気遣いながら、納得するまで話し合う姿がたくさん見られました。また、全体の発表では、分からないことを質問した子に対し、何とか分からせようと分かっている子が前に出てきて一生懸命説明していました。教師任せにせず、お互いの考えを認め合いながら、子どもたちが主体的に学習する姿が輝いた一時間でした。引き続き、子どもたちの学び合いの中で集団と個が育つよう研究を進めていきます。

【5年児童の感想】

 5年生になり、算数を自分たちで進めるやり方に変わりました。初めは上手にできるか不安だったけれど、リーダーとして進行したり、ペアで考えたりすることをあきらめずにやっていると、少しずつできるようになりました。先生方に授業を見ていただいた時にほめてもらい、みんなうれしそうでした。今のぼくは、どうしたらみんなに分かりやすく説明できるか、まとめをどうしたらかんたんでシンプルになるかを考えてノートやホワイトボードに書いています。6年生になっても、このやり方で成長していきたいです。

読書の取り組み

  全国秋の読書週間に合わせて、都万小学校でも校内読書月間が始まりました。主に5つのイベントで、子ども達の読書への興味関心を高め、習慣化させていきたいと思います。

⑴おすすめブックリスト

 各学年におすすめの本を集めました。今回はリストの本を全部読むと、図書館からブックリスト認定証がもらえることもあり、早速借りて読む児童の姿が見られます。

⑵どこでも読書 来週の朝の読み聞かせで、色々な先生が色々な場所で読み聞かせを行うイベントをします。普段とは違う場所と先生で、新たな読書の楽しみを感じてもらえたらと思います。

⑶お話の部屋 毎月第3週の水曜日には、読み聞かせボランティアの方が、各学級に読み聞かせに来てくださっています。ほっと一息、本を楽しめる月に一度の楽しみの時間です。

⑷委員会の読書イベント 図書委員会から、ミッションが課されました。本を読むと解ける問題集です。このイベントが始まった今週から、図書館は問題を解きに来る子達で大賑わいです。普段あまり来ない子も、図書館を訪れるとてもよいきっかけになっています。

⑸展示・かざり作り 毎月図書館司書の井澤さんが、季節の飾りや本を展示しています。12月はクリスマスの飾り作りも始まる予定で、また楽しい雰囲気になりそうです。

読書の習慣が育っている子は、毎日のように図書館で本を借りていますが、中には図書館に本を借りに来る機会の少なくなっている子もいました。この読書月間をきっかけに、本に親しみ、図書館を訪れるよい機会となればと思います。

県内中心 修学旅行

  11月18日(水)から20日(金)まで、修学旅行に出かけました。例年ですと、広島へと出かけ、平和学習をメインとするところですが、今年は、県内中心の旅行となりました。同じ県内とは言え、普段なかなか行かない島根のよいところを訪れるよい機会となりました。コロナ禍の影響でこの時期になりましたが、秋の終わりとしては気温が高く活動しやすい3日間となりました。普段学校で過ごすメンバーですが、この旅行を通してさらに友達のよさを感じることができました。それぞれの見学先では、これまでの学習を生かし、さらに知識を深めることもできました。子どもたちにとって、最高の思い出となった修学旅行でした。

【6年児童の感想】

 1日目は、「フォーゲルパーク」と「サヒメル」に行きました。フォーゲルパークは鳥がいて、少しびびってしまいました。鳥系はあまり好きではないけれど、みんなで行ったらこわくありませんでした。むしろ楽しかったです。花はとてもかわいくて、いやされました。花がハートの形をしていてとてもかわいかったです。クイズラリーでは、はがきを1枚とることができました。とてもうれしかったです。サヒメルでは、プラネタリウムが一番楽しかったです。とてもきれいで、都会みたいな明かりでとてもすごかったです。お土産も買えたし、とても楽しかったです。明日も楽しみたいです。

 2日目は、アクアスに行きました。ペンギンのエサやりを見ました。すごくかわいかったです。うでにつけたブレスレットの番号でどのペンギンがご飯を食べたか食べていないか分かっていたので、びっくりしました。アクアスではお土産も買いました。アクアスで最後にイルカショーを見ました。バブルがすごかったです。次に歴史博物館で、島根の歴史を学習しました。青銅の剣や3mくらいあるかもしれない柱もありました。いろいろ昔のものがあったのがよかったです。次に出雲大社に行きました。おさい銭をして願い事をしました。ホテルではみんなで話をして楽しかったです。

 今日は修学旅行3日目で、最後の日だから思いっきり楽しもうと思いました。まずはバスに乗って蒜山に向かいました。着いたら、いろいろなアトラクションがあってびっくりしました。まずは空中でぐるぐる回る乗り物に乗りました。全くこわくなくて楽しかったです。次に360度回転する乗り物に乗りました。これが一番こわかったです。目は回らないけど、ビクビクヒヤヒヤしました。次に観覧車に乗り、水の中を走るジェットコースターにも乗りました。これは全くこわくありませんでした。昼食はラーメンセットを食べ、きび団子と牛乳せんべいも食べました。今年は、島根の修学旅行だったけど、いろんなところに行けたし、楽しく旅ができたので、よい修学旅行だったと思います。

アマモの種植え

  先日、総合学習でアマモの種植えを行いました。6月にみんなで海に帰したアマモから、たくさんの種が採れたので、その種を一つ一つ丁寧にポットに植えていきました。アマモの種はとてもデリケートだということを教わり、赤ちゃんに触れるかのような優しい手つきや表情で作業に取り組む子どもたちの姿に、心が温かくなりました。このアマモは、校内で発芽させた後、臨海実験所で育て、来年に塩の浜の海に帰します。子どもたちの思いが届き、大きく育ちますように。

【3・4年児童の感想】

 アマモのたねうえをするのは、思ったよりむずかしかったです。アマモに「リブ子」と名前をつけました。このアマモが育って、リブちゃんがもどってくる時には、きれいな海になっているといいなと思ったからです。もし芽が出なくても、最後までおうえんしてあげたいです。

 守本さん、小野先生、今日はありがとうございました。ひさしぶりにアマモのことを勉強して「このアマモを大事にしよう」と思いました。教わったように、そろりそろりとアマモを持って学校に帰りました。アマモに水を入れると、少しにごってだいじょうぶかなと思いました。1か月しっかり育てます。

  学力アップを目指した取り組み

  今学期に行った学力アップを目指した取り組みを紹介します。

学力アップ週間 11月24日から2週間、学習内容の定着をねらい、放課後に30分間の学習会を実施しました。6時間目終了後にも関わらず、一生懸命学習に向かう児童の姿が見られました。

漢字・計算大会 基礎的な漢字・計算の力の定着をねらって年間8回行なう漢字・計算大会も、先日6回目が終わりました。11月には、前期4回の結果をもとに表彰を行いました。連続満点を獲得した人が漢字部門22人、計算部門17人いました。大会に向けて自主学習を行う子も増えてきています。自分の力を高める自主的な取り組みが広がるよう、引き続き取り組んでいきます。

自主学習ノートの交換 間もなく迎える冬休みを前に、自主学習への取り組みを強化することをねらって、学年の枠を超えて自主学習ノートの交換を行いました。普段から、教室にノートを掲示し、それぞれが取り組んだ学習の様子を学級内で見られるようにしていますが、今回他の学年の子が見られるように工夫したことは、効果てきめんでした。良い所を取り入れ、今まで取り組んだことのない内容をしたり、吹き出しなどでノートのまとめ方を工夫したりと、それぞれの自学がパワーアップしている様子が見られました。家庭学習の目安は、「学年×10分」です。宿題が終わった後の自学の取り組みが充実していくよう、今後も定期的に行っていきたいと思います。

 

校内マラソン大会

 

  11月26日(木)に今年度第2回目となる校内マラソン大会がありました。今回の大会に向け、朝マラソンを頑張ってきました。その力を試す場として行われた大会でしたが、全児童の半数以上の児童が自己記録を更新することができました。毎日継続してきたことが力になることを、実感できた大会となりました。保護者の皆様の温かいご声援に感謝しております。これからもたくましい子どもを育てるために、様々な取り組みを行っていきたいと思います。

人権学習出前授業

  12月10日の「世界人権デー」にあわせ、人権集会を行いました。4名の人権擁護委員の方に来ていだだき、お話をしていただきました。はじめに校長先生から、「思いやりの気持ちをもって、友達に接しよう。(ハートアップ)」など、人権についての話がありました。その次に、人権擁護委員の常角先生から、お話がありました。「人権まもるくん」と「人権あゆみちゃん」も紹介され、子どもたちはとても興味を持った様子でした。その後、DVDを見ました。主人公が勇気を持って、言いたいことが言えるまでを描いたストーリーでした。多くの子どもたちが手を挙げて感想を言っていました。これを機会に、都万小学校のみんなの、「人権を大切にしよう」という気持ちがもっと高まるように願っています。

【児童の感想】

 ぼくは、ゆうきのおまもりをみて、りんたろうくんが、ゆうきをもっていったところにかんどうしました。ぼくは、これからこまったことがあったら、すぐにともだちやせんせいにいいます。

 友だちを作るのは、こんなにゆう気がいるんだなとおもいました。友だちとなかよくなるってすごいことなんだなと思いました。これからも友だちを大切にしていきたいです。

 わたしはいやなことやこまったことがあったらすぐに人に話したいです。前までは、人に言いにくいことがあったけど、今日の動画や話を聞いて、いやなことがあったらすぐに人に話したいです。今日はありがとうございました。

 動画を見た後、自分も自信をもって言わないといけないんだなあと強く感じました。集会の最後の5年生のあいさつも、きらりと光る言葉を言っていて、勇気があるなあと思いました。いやなときは「いやっ。」と言い、やりたいときは「やりたい。」と、どんな時も自信を持つことが大切だと思いました。これからはどんな時も自信をもって自分を信じたいです。

 一番心にのこったことは、古橋先生の「自分を大切にすることと、それと同じように周りの友達も大切にすること」と言ったセリフです。これからは、しょうくんみたいにならず、ようへいくんやゆうこちゃんやりんたろうくんみたいになりたいです。なので、勇気はすごく大切だと思いました。

 自分を大切にするように、他の友達を大切にしなければいけないと改めて思いました。自分の考え方をみんなに言わずにしまいこんだら、つらい思いをしてしまうので、みんなを「たよる」こと、「しんじる」ことも大切だなとわかりました。自分の思いも言いながら、みんなの思いをいっしょに考える大切さがわかりました。

人権標語

  子どもたちは、一人一人が人権標語を作成しました。どの作品も子どもたちの人権意識がしっかり表現された作品となりました。その中から、児童の話し合いをもとに、各学年の代表作品を選出しました。選出された人権標語は、今年も人権カレンダーに掲載されます。

「ありがとう。」 こころがふわふわ またしよう(1年児童)    

ごめんねと けんかをしても なかなおり(2年児童)

「ありがとう」 ふるまいてっぺん いい気持ち(3年児童)     

つらい時 よりそえる人に ぼくは、なる(4年児童)

ふるまいを ぜんぶまもって おき一番(5年児童)             

陰口ゼロ やさしさ百の 都万小学校(6年児童) 

 

どこでも読書

 

   12月3日(木)に「どこでも読書」が行われました。この日は、いつも朝読書をしている教室を離れて、子ども達は色々な場所へ出かけていきました。あらかじめ、読み聞かせの本の紹介ポスターを見て決めておいた行き先です。どの先生が読んでくれるかは、行ってからのお楽しみです。体育館、家庭科室、会議室など、色々な場所で読み聞かせを楽しむ子ども達でした。普段と違う場所で、いつもの担任の先生とは違う先生に、普段自分で読むのとはまた違った雰囲気で、色々な学年が混じった中で。普段とは違った読書の楽しみを味わえたひとときになったのではないでしょうか。少人数で和気あいあいとしたやり取りをしながらの読み聞かせや、大勢が集まって大規模になり圧巻の読み聞かせの様子もありました。どの部屋でも、子ども達の楽し気な様子や、読み聞かせに没頭して聞き入る姿が印象的でした。自分の教室に戻ってきた子ども達から、「楽しかった~!」の声がたくさん聞こえました。今回のどこでも読書もきっかけにして、これからも更に読書に親しんでほしいと思います。またそのような取り組みを企画していきたいと思います。

全校で「逃走中」 

  12月10日(木)、2学期最後のTTタイムが行われ、今学期がんばったご褒美に、教員主催の「逃走中」を企画しました。前日までの悪天候がうそのように、当日はしっかりと日が差し、逃走中日和となりました。いざ始まると、次々に教員ハンターが放出され、必死に逃げ回る子ども達でした。所々で、「お題に当てはまる友だちと集まって座れ。」などといったミッションも課されました。同じ誕生月や縦割り班のメンバーなどと声をかけ合い、みんなでミッションをクリアしようという姿勢に、TTタイムの意義を感じました。最後に各組のリーダーがハンターとなり、最後まで楽しい時間を過ごすことができました。逃走中は、各クラスでやりたいとの声が多かった人気の高い遊びです。それを全校児童、全教職員で~都万小編~を実現できたことは、非常に良かったです。これからも児童の思いに耳を傾けながら、教育活動を充実させていけたらと思います。

 

 


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