北小学校の様子について（令和元年度３学期）

 公開授業・ＰＴＡ研修会

　一月十六日（木）、学習公開日とＰＴＡ研修会を行いました。たくさんの方に出席していただき、有意義な時間になりました。それぞれの学級の授業風景、研修会の様子を紹介します。

　　

【一・二年生】学活『おへそのひみつ』

　一・二年生は、自分がお母さんのお腹の中でどのように成長してきたかについて学習しました。

へその緒の役割を学び、おへそは、自分がお母さんとつながっていた証拠だということを知りました。様々な偶然が重なりあって誕生した自分。そして、周りにいるたくさんの人々に愛されて成長した自分。自分の命の尊さにふれることのできた時間でした。

【三・四年生】学活『子どもから大人へ』

　三・四年生は、子どもの体から大人の体へ成長する時期の入り口に立っています。これから徐々に男女の体に違いが出てくる「二次性徴」の時期です。そこで、「二次性徴」について学習しました。成長には、個人差があり、早い子どもは、「自分は、周りと違う。」と感じたり、遅い子どもは、「なぜ自分は変化しないのだろう。」と不安に思ったりするかもしれません。正しい知識と周りからのサポートをしっかりすることでみんなに自分の成長を肯定的に感じてほしいと思います。

今回の授業では、まだまだ先のことと感じている子どもたちでしたが、今後は、保健の学習とも絡めて進めていきたいと思います。

【五・六年生】　道徳『おもしろければいいの』

　情報の発信者として様々な立場の人に配慮しながら正しい選択をすることの大切さを学習しました。

　今後、インターネットをはじめ様々なツールを使って情報発信をする機会が増えてきます。子どもたちは、二枚の学級新聞を見比べて、どういった点に気をつけるべきかを考えました。相手に許可を得る。相手の立場を考える。誰もが嫌な気持ちにならないものにする。などの意見が出ました。マナーを守って楽しく活用してほしいと思います。

【ＰＴＡ研修会】

　子どもたちのスマホやインターネットの利用について、保護者さん同士で意見を交流する親学を実施しました。子どもたちにとって、スマホやインターネットを使うことは当たり前の時代です。「使わせない」ではなく、「よりよく活用できる子どもにするために、周囲の大人がどう行動していくか」が大切です。意見交流を通して、そのヒントを見つけることができたように思います。

　　 

卒業式

　三月十九日（木）、穏やかな中で、令和元年度の卒業式を無事に終えることができました。コロナウイルス感染拡大防止のため、卒業生と保護者、教職員による、規模を縮小した形で行いました。小学校生活の締めくくりを思い出に残るものにすること、参加できなくなった在校生の思いを伝えることをいろいろ考え、卒業証書を受け取る前に、在校生からのメッセージを読み上げることにしました。

　卒業生は、卒業証書を受け取った後、壇上で、小学校生活で学んだこと・中学校生活に向けての決意を語りました。短い時間ではありましたが、卒業生一人ひとりの成長を感じることができました。その姿を見つめる、保護者の方も感慨深かったのではないでしょうか。北小学校の卒業生として自信をもって進んでほしいと思っています。

　今年度の卒業生は十一名。少し寂しい気持ちもありますが、無事に送り出すことができてほっとしています。

卒業生の、さらなる飛躍を願っています。

　

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