隠岐の島町教育委員会

史跡「隠岐国分寺境内」の国史跡指定範囲が追加されました

金堂跡の柱穴列

 史跡「隠岐国分寺境内」は、後醍醐天皇配流の際の行在所跡として、本堂の背後にある一角が昭和9年3月13日に史跡指定されました。

 その後、発掘調査により、古代隠岐国分寺に関わる遺構として、掘立柱建物跡2棟と塀跡等が初めて発見されました。 

 発見された掘立柱建物跡の内1棟は、「金堂」と考えられる大型の掘立柱建物で柱根を保護するための根巻瓦を有する等の特殊な工法が確認されました。

  また、もう1棟は総柱建物跡であり、鐘楼(もしくは経楼)と推定されています。

 この遺跡は、古代から近世にかけての隠岐国分寺に関わる可能性が高く、保護すべき重要な遺跡の価値を有していることから、発見された遺構を含む範囲が平成30年10月に史跡に追加指定されました。

 

↑金堂跡の柱穴列

史跡の指定範囲

  これまでの指定範囲と今回追加指定された範囲の図(785KB)(PDF文書)

指定範囲図


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