竹島問題講演会が開催されました

  隠岐の島町では平成１８年７月２３日（日）竹島問題の第一人者、拓殖大学教授の下條正男氏を講師に迎え、「『竹島の日』条例制定の衝撃」と題して竹島問題講演会を開催しました。

　場所は五箇地区の五箇生涯学習センターで、竹島と関係が深い久見地区住民をはじめとして約１００人が講演に耳をかたむけました。

　下條氏は、歴史的にも国際法的にも竹島は日本の領土であり、韓国側の主張には根拠がないことなどを話した上で、昨年３月の「竹島の日」条例制定以来、外務省や国、韓国政府の姿勢が変わり、竹島問題と日韓外交に大きく影響を与えたことなどを日本政府・外務省の動きや韓国政府の反応など例を挙げながら紹介し、「竹島の日」条例制定には「歴史的な意義がある」と話しました。

　また、竹島問題の解決のためには交流を推進する必要があるという考え方を示し「隠岐汽船で鬱陵島から竹島―隠岐―島根・鳥取までの観光ツアーを企画しても面白いのでは」と、交流することによって両国の竹島問題に関する理解を深めることが重要だとしました。

講演終了後には、久見住民と下條教授、竹島問題研究会のメンバーとの意見交換会が行われました。

竹島について（隠岐の島町ホームページ内）

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