都万小学校の様子について(令和4年度3学期)
1月11日 書き初め指導
1月11日、今年も大槻咲子先生に、3年生以上を対象に書き初め指導を行っていただきました。「那久の方から風が吹くように、やさしく大きく払って書いて」「点の最後(終筆)はゆっくり涙が少しこぼれるように」など実演しながら、分かりやすくユーモアあふれる説明に、子ども達のやる気が一気に高まりました。活動中は、先生が巡回しながら子ども達への細やかな指導を行っていましたが、中には自分から意見を求めていく積極的な子ども達もいました。また、条幅を3枚書く予定のところ、4枚目を書きたいと言ってくる子ども達もいました。
大槻先生のおかげで、子ども達一人一人の毛筆の技能と、自分の作品を分析しながら振り返る力、集中して取り組む力が高まった、とても充実した1日となりました。
2月17日 なわとび大会
2月17日、体育委員会が主催するなわとび大会が行われました。この大会へ向けて1月から、朝活動で短縄や長縄跳びを縦割り班ごとに練習したり、体育の授業で取り組んだりしてきました。休み時間にも体育館やテラスで練習する姿を見かけました。縄を持って帰って、家でも練習に励む子達もいて、始めた頃に比べると、力が伸びました。
大会では、短縄チャレンジと組対抗長縄チャレンジの2つの部を行いました。短縄チャレンジでは、前跳び・後ろ跳びは全員参加種目として、他の5種目の中から、2種目を選んで参加します。各学年で設定されている目標タイム、さらに長いチャンピオンタイムに挑戦しました。今年度は組に分かれて行ったことで、競技中、各組の応援場所からの声援が響いていました。
後半の組対抗長縄チャレンジは、八の字跳びを2分間で何回跳べるかを2回行い、その合計回数で競い合います。下学年をサポートする上学年の姿や、回す子を中心に大きな声を出して、回数を数え合うチームワークが見られ、どの班も練習を始めた頃から大きく記録を伸ばしました。
その後のアピールタイムでは、二組に分かれた5・6年生が、音楽に合わせリズム縄跳びと2本の縄を同時に使って跳ぶダブルダッチを披露しました。そのテンポの良さと技の素晴らしさに会場は大盛り上がりで、5・6年生に大きな拍手が送られました。
体育委員会の児童は、進行・アナウンス等の役割と選手のどちらも全力で取り組み、最後の閉会式・片付けまで円滑に大会を進行することができました。閉会式の委員長の言葉にもありましたが、次は、マラソン大会に向けて、朝マラソン等の体力を高める活動に取り組んでいきます。
保護者の皆様、温かい応援をありがとうございました。
2月7日 居住地交流
2月7日、本校で居住地交流を行いました。居住地交流とは、養護学校に通っているお子さんが、自身が住んでいる地域の学校と交流をするものです。都万小学校では、4年生の男子1名、5年生の女子1名と、昨年度より交流をスタートさせました。昨年度は、紙面上で自己紹介をしあっており、今年度は都万小に来ていただいて対面で交流することにしました。
よりよい交流にするためには、相手を知った上で準備をしたいねと子どもたちと話し合い、養護学校に見学へ出かけました。そこで、担任の先生から二人の好きなことや得意なこと、逆に苦手なことも聞いてきました。また、養護学校が自分に合ったやり方で力を伸ばすための学校であることも知りました。それを基に、4・5年生で、一時間の交流の中で何をするのか自分たちで決めて準備を進めてきました。
交流の当日は、お出迎えから始まりました。すてきな飾りとようこその看板を持って、少人数でお出迎え。学校探検では、スタンプラリーで行った場所にシールを貼ってもらう工夫をしながら、学校を紹介しました。二人の得意な昆虫太極拳を教えてもらいました。そして、二人が得意である絵をかくことを楽しんでもらおうと、ちょうちょを作りました。二人に聞きながら活動を進めたり、安心してもらおうと声をかけたりする姿がたくさん見られました。それによって、二人も緊張がとけて活動する様子が見られ、素敵な交流になりました。
来年度以降も形を変えながら交流を進めていき、出会った時に声をかけあえる、そんな関係になれたら素敵だなと思います。
2月15日 バースデープロジェクト
2月15日の参観日に2年生を対象に隠岐病院の助産師さん2名においでいただき、バースデープロジェクトを実施しました。
「誕生の日の意味を通して、友達も自分もかけがえのない存在であること」「たくましく生きようとする胎児の生命力と出産時の頑張り、それに関わる多くの人々の励ましや助けがあること。」「自分の命の尊さや大切さを知り、家族とつながっていること。」「家庭で命の大切さや性(生)について話し合えるようになって欲しいこと。」など感じて欲しく『誕生日ってなあに!』と題し行いました。
助産師さんの仕事の紹介の後に写真のクイズがありましたが、赤ちゃんの写真を見た瞬間「あっ、槻一先生の写真だ!」と答えを言い当てた2年生でした。その後、紙芝居で赤ちゃんの誕生について聞き、お腹の中の赤ちゃんの様子、胎児の心音と自分たちの心音を聞き比べたり、赤ちゃんの生まれる方法を聞いたりしました。
そしていよいよ出産シーンの再現です。子どもたちは大きな声で「がんばれ!」と何度も応援していました。無事に赤ちゃんが生まれると、みんな大喜びでした。赤ちゃん人形を抱っこした子どもたちは「わー重い」「かわいい」等の感想を言いながら抱きしめていました。最後に助産師さんのお話があり、手話の歌を歌って授業は終わりました。
子ども達の感想の多くに、初めて知ったことが沢山あること、そして最後には『赤ちゃんってすごいとおもいました』と書かれていました。自分の命について考える、とてもよい時間となったようです。
2月10日 都万小学校への一日入学
2月10日に、都万小学校の一日入学がありました。4月から入学する8名の年長さんが、都万小学校に来ました。「学校のことをいろいろ教えてあげたい。」「都万小学校のことを好きになってもらいたい。」と、楽しい一日入学になるようにみんなで内容を考え、準備をしてきました。
一日入学では、学校のこと(学習、生活のきまり、行事)を紹介したり、勉強をしたり、学校案内をしたりして過ごしました。1年生は、はじめから積極的に園児に声をかけたり、優しく教えてあげたり上手に褒めたりと、普段は見ることができないお兄さんお姉さんとして頑張る姿がたくさん見られ、とても頼もしく感じました。最初は、緊張している様子が見られた年長さんも、帰りには、「楽しかった。」と笑顔で帰って行き、大成功の一日入学でした。
2月24日 都万未来会議
2月24日に、都万支所の議場で「都万未来会議」を開催しました。この会議は、6年生が都万の未来について考え、提案や質問をすることによって、ふるさと都万への思いを深めていくことをねらっています。一人ひとりが自分に何ができるのか、自分事として真剣に考えていました。「高田山を誰もが楽しめる場所にしたい」「向山川を遊べるような川にしたい」「地域の人と交流をして仲を深めたい」「Yショップと一緒に都万を盛り上げたい」などを自分の生活に根差し、子どもらしい視点で提案しました。教育長や教育委員会の方々、保護者の皆さん、地域の関係者の方に見守られながら、堂々と自分の思いを語る姿は誇らしかったです。
支所の方は、子どもたちの提案を温かく受け止め、丁寧に答弁して下さいました。たくさんの人に関わっていただいたからこそ、見ることのできた子どもたちの姿だったと思っています。協力してくださった全ての方に感謝の気持ちを伝えたいです。
六年生を送る会 ~みんなでとどけよう 最光のありがとう~
3月3日に、6年生を送る会が行われました。この日に向けての準備は、1月後半から始まりました。まず、5年生でどんな送る会にしたいか思いを出し合い、スローガンを決めました。このスローガンには、今までで一番輝くありがとうの気持ちを届けたいという気持ちがこめられています。代表委員会では、6年生に喜んでもらうためにどんなことをしたらよいか、たくさん意見をもらいました。各学年で役割分担もして、1~5年生みんなで取り組んできました。
当日は、ダンスあり、劇あり、お笑いあり、スライドショーあり、プレゼントありと盛りだくさんの内容で、6年生のとびっきりの笑顔が輝いていました。縦割り班の班長と握手をしながら、一人ひとりが思いを伝える姿を見ると卒業が近づいていることも実感しました。一番近くで6年生の姿を見ていた5年生をはじめ、みんなの思いが伝わる6年生を送る会となりました。
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