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都万小学校の様子について(令和2年度3学期)

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お世話になった方々へ餅配り

 毎年、みんなが楽しみにしていた都万っ子祭りでの餅つき。今年はコロナ禍で開催を断念しましたが、営農の井川さんに、田植えからお世話になり、無事に餅米の収穫まで行っていました。今の状況下でできることは何だろうと5・6年生で模索し、仁万の里さんに餅つきをお願いし、1から4年生や日頃の学習などでお世話になっている地域の方に配ることにしました。

 餅をラッピングして、メッセージを書き、それぞれの思いも伝えました。また、5・6年生は、それぞれの調理時間を取り、4種類の味付けでおいしくいただきました。味付けはどうだったかなどと相談しながらの調理で、改めてこれまでの餅つきがお家の方に助けてもらっての活動だったことに気づいた子どもたちでした。お陰で、例年通りとはいきませんでしたが、充実した活動になりました。

 【5年児童の感想】

 1から4年生、先生方におもちを持って行ったときに、全員が喜んでくれました。もちパーティーでは、5・6年生のどちらもおいしいと言いながら食べていました。おもちのおかげで、学校中がうれしさいっぱいで笑顔になっていたので、計画を立ててよかったです。地域の方々にも感謝の気持ちが伝わったと思います。

 

 

バースデープロジェクト

  1月20日のバースデープロジェクトで、隠岐病院の助産師の加藤さんと中尾さんに来ていただきました。「たんじょうびってどんな日?」のテーマのもと、赤ちゃんがお腹の中で大きくなる様子や生まれる時の様子など、赤ちゃんの誕生にまつわる様々なお話をしていただきました。子ども達は、一番最初の赤ちゃんが針の先ぐらい小さいことにとても驚いていました。お腹の中の赤ちゃんの心臓の音を聞いたり、実際に友達の心臓の音も聞いてみたりして、興味津々でした。赤ちゃんが生まれる場面では、「がんばれ!」と思わず力を込めて応援しました。大変盛りだくさんの1時間の内容でしたが、助産師の方々のお話が大変おもしろく、時間いっぱいじっと聞き入る子ども達でした。

 この日のお話は特に印象深く残ったようで、家に帰ってから自分が生まれた時の様子を聞いた子もいて、自分を生んだ時のお家の人の思いを知ったりと、後日談を聞くのも心温まるものでした。子ども達が、親からもらって生まれた自分の命を大切に、これからも元気にのびのびと、大きくなっていってほしいですね。

 

 

全校縄跳び大会

 2月19日(金)の全校縄跳び大会が行われました。まず、『都万っ子短縄NO.1選手権』です。自分の挑戦したい2種目に参加し、各学年で設定されている目標タイムのクリアを目指しました。さらに、設定されている最高タイムまで跳ぶと、種目別チャンピオンに認定されます。最高タイムの設定時間が近づくと、全校児童から自然に、「3・2・1・クリア!」という声と共に、拍手が沸き起こりました。達成した子の笑顔と、子ども達の歓声に包まれる体育館は、何とも言えない一体感がありました。

 次に、『都万小チーム対抗チャレンジ』です。4色の縦割り班対抗で、長縄の8の字連続跳びに挑戦です。2分間を3回行い、その合計回数で競い合います。下学年を気遣う上学年の姿や、全員でかけ声をかけ、みんなで頑張ろうとする姿がありました。それぞれがチームワークを発揮し、どの班にも成長が見られました。順位はつきましたが、やり切った子どもたちの笑顔が印象的でした。保護者の皆様、温かい応援ありがとうございました。

【児童の感想】

 わたしは、なわとび大会をして楽しかったです。そのわけは、かけ足とびは1分40秒とべて、2重とびも目標タイムをとべたからです。それに、前とびはチャンピオンになれたのがうれしかったです。だから、らい年の大会では、ぜんぶチャンピオンになりたいです。

 あやとび、2重とび、交差とび、いろいろなむずかしい種目があるけれど、みんな最後まであきらめずとんでいました。休み時間もたくさん練習して、なわとび大会に向けてがんばってきてよかったな、と思いました。みんなが賞状をもらえるといいな、と思いました。

 6年間で最後の大会だったので、練習からがんばりました。でも、あや跳びと2重跳びはすぐに引っかかってしまいました。だから、その分も前跳びは最後まで跳ぼうと思いました。途中で引っ掛かりそうになったけど、何とか最後まで、5分間跳ぶことができました。最後にチャンピオンになれて、うれしかったです。

 

児童委員会

  3学期になり、6年生に教えてもらいながら、5年生がリーダーの経験ができるようにと、委員長・副委員長・書記がバトンタッチされました。5年生は、委員会活動をリードする難しさを感じながら、これまで6年生がいかに学校のことを考えていたのかや、皆が参加できる話し合いになるように頑張っていたのかを知りました。そして、少しずつ自分たちで学校のために中心となって動く楽しさも感じ始めています。

 先日の児童朝会で、委員長が決意表明と3学期の予定を発表しました。それぞれが良い活動になるよう、期待しています。

【新委員長の言葉】

 運営委員会では、「ふるまいのオニ」を目指しています。そのために、自分たちで生活目標を相談して決めています。また、みんなが楽しく生活できるような学校にすることも目指しています。そのために、「いいところBOX」でお互いのいいところを認め合う活動もします。ふるまいナンバーワン学校を目指してがんばります。

 図書委員会では、3学期にみんながいろいろな本に出会い、「読書のオニ」になれることを目指しています。1月には、どこでも読書をして、みなさんに読み聞かせを楽しんでもらいました。これから、読書ビンゴを計画しています。また、金曜日を「本を持って帰ろうデー」として、週末に読書をしてもらえるようにしたいです。

 体育委員会では、3学期に「体力をつけるオニ」として、だれもが運動に自信を持てる学校を目指しています。全校遊びや朝の活動、縄跳び大会の企画をがんばります。先日行われた、縄跳び大会では、みんながよい記録をめざしてがんばっていました。大縄跳びでも、縦割り班ごとに記録が伸びました。次は、3月3日のマラソン大会に向けて、みんなでがんばりたいです。

 健康委員会では、3学期にみんなが「健康のオニ」になれるようにがんばります。そして、コロナの壁を乗り越えて、元気に過ごしてほしいです。そのために、手洗い、うがいをはじめとして、がんばりたいことをすごろくにして、各学級で取り組んでもらいました。その他にも、年間通して取り組んでいる食品表の掲示や、換気の放送などを続けていきます。

歯科指導

  本校では、染め出し液を利用してブラッシング指導を各学年、定期的に行っています。発達段階に応じためあてや、課題に即した話題を提供し、歯への関心を高めています。今年度は感染症対策のため、夏休みには保護者の方にもご協力いただき、各家庭で染め出しを行っていただきました。お子さんの歯の染まり具合に、驚かれた方もおられたかもしれません。

 1月には都万歯科診療所の歯科衛生士さんによる「歯磨き教室」を実施しました。高学年は、CDが流れる4分間でほとんどの児童が汚れを落とし切ることができ、衛生士さんも驚いておられました。低学年でも「細かく」「時間いっぱい」磨くことが以前より上手になってきていることを実感しています。8月に行った歯科健診では、永久歯のう歯(虫歯)が全学年でわずか3本、永久歯の1人平均う歯保有数が、0.06本という結果でした。児童のがんばりが、数字に表れてきています。

 う歯の原因は「糖分」「時間」「歯の質」「菌」の4つにあると言われます。歯みがき習慣をつけることで、「菌」の除去を行うだけでなく、自分の身の回りのことは自分で行うという自律心を養い、自分自身を大切にする気持ちを高められることも願っています。今後とも、ご家庭でのサポートをお願いいたします。

 

 

 

小学校一日入学

 2月9日(火)に、4月に入学する新入生の一日入学がありました。1年生は、この日に向けて、園児に「都万小学校のことを 教えてあげたい!」「都万小学校のことを好きになってもらいたい!」と、どんなことを教えてあげたらいいか、どんなことをしたら学校のことを好きになってもらえるかを考え、準備や練習を頑張りました。

 一日入学当日は、学校のこと(学習・生活・行事)を紹介したり、一緒に勉強をしたり、学校案内をしたりして過ごしました。1年生は、はじめから積極的に園児に声をかけたり、お兄さんお姉さんとして教えてあげたり、ほめてあげたりと、頑張る姿がたくさん見られました。1年間の成長が見られ、とても頼もしく感じました。今から、4月に入学して来るのを心待ちにしている1年生です。

【1年児童の感想】

 ぼくは、学校しょうかいをしました。れんしゅうどおりにできて、うれしかったです。せりふもまちがえずにできて、よかったです。しいまさんは、字をかくときにたのしかったといってくれて、うれしかったです。おしえてあげたりして、たのしかったです。ぼくは、これでりっぱな2年生になれるなとおもいました。とてもたのしい一日入学でした。

 かもつれっ車で、うまくせつめいしたり、メダルをわたしたりできてよかったです。あこさんが、名前をじぶんでかくことができていて、すごいなーとおもいました。ブーメランづくりでは、できるところをおしえてあげました。たのしかったです。

 

 

 

中学校一日入学

 2月3日(水)、都万中学校の一日入学に6年生が参加しました。小学校と中学校の違いは何だろう。先輩たちはどんな様子だろう。子どもたちが知りたかったことを、実際に自分たちの目で見に行きました。

 最初は、緊張していた子どもたちですが、授業に参加させてもらったり、生徒会執行部が分かりやすく学校生活を紹介してくれたり、部活体験で優しく教えてくれたりして、終わった後は、「入学することが楽しみです。」という言葉が多く聞かれました。気がつけば卒業まであと1ヶ月もありません。中学生に向けて、気持ちの準備が整ってきた子どもたちでした。

【6年児童の感想】

 一日入学がありました。ぼくはきんちょうしていました。まず初めに、授業を見に行きました。3年生の授業では、漢字のカルタみたいなことをしていました。難しかったけれど、楽しくできました。1年生の授業では、社会をやっていまいした。ぼくたちが習っているところだったので、すぐに分かりました。次に、中学2年生とレクリエーションをしました。いろいろなゲームをして楽しかったです。その後、中学校の生活について話を聞きました。一日の生活や、ルールなどが分かりました。最後に、部活動見学をしました。ワンバウンドしたボールを打ったり、中学生が打ってきたボールをラケットに当てたり、スマッシュをしたりいろいろなことをしました。意外にも結構できました。中学校に行ったら勉強も増えるので、しっかりがんばりたいです

バスケット交流試合

 2月初旬から、体力アップ週間として、バスケットボールに取り組んできました。2週間という短い期間でしたが、子どもたちはバスケットボールを通して、体力、技術の向上はもちろん、チームプレーの大切さを学んできました。体力アップ週間の最後に、磯小学校と交流試合を行いました。男子は、コートの中で声を出し合い、チーム一丸となって戦いました。女子は、最初ボールに触ることすらままならない所から、みんなでボールをつなぎながら得点を決めれるようになりました。今年は、コロナ禍の中、多くの行事を行うことはできませんでしたが、1年間を通して体力アップ週間を行うことができ、心身ともに成長することができました。保護者の皆様のご協力に、感謝しております。ありがとうございました。

【児童の感想】

 磯小学校とバスケット交流試合をしました。磯小の体育館は新しくて、ゴールがとう明でびっくりしました。まずは、男子の試合でした。男子は、目の前のボールに飛びついていたり、声をすごく出していたりしてすごかったです。一人一人が活躍していたし、ボールにさわれていていいなと思いました。次は女子の試合でした。私の目標は、『習ったことを意識する』でした。結果は負けてしまったけど、最初のころに比べたら、声も出ていたし、みんなが周りを見て動けるようになっていると思いました。これから中学生になるので、自分のやるべきことをして、周りを見ながら行動できるようになりたいです。

 

食の学習

  今年度最後の参観日では、栄養士の佃さん、トマト会の齋藤さんをお招きして「食の学習」を行いました。隠岐の食材ビンゴをした後に、地元でとれる食材には、(1)安心・安全(生産者さんの顔が分かる)(2)栄養満点(とれたてで新鮮)(3)体に良い(無農薬のもの)というよさがあることを齋藤さんから話していただきました。土にこだわって、農薬を使わずに野菜や果物を作っておられることを知り、驚いた様子の子どもたちでした。

 さらに、その食材を給食でどのように工夫して調理しているのかを、佃さんから話していただきました。栄養がしっかりととれるように旬の食材を使うことや、できるだけ地元の食材を使うようにしておられるということでした。特に大事にしているのが、『生産者さんの思いを大切にして給食を作ること』だそうです。子どもたちの食べている給食に、目に見えないたくさんの人の思いがつまっていることを感じることのできる時間となりました。

                          

ストレスとの付き合い方

 卒業を前に6年生は、スクールカウンセラーの吉村先生をお招きし、「ストレスとうまく付き合っていくために」をテーマに話をしていただきました。ストレスとは何か、どうやってストレスと向き合っていくのか、今日のお話で子どもたちなりに考えをもてたようです。

【6年児童の感想】

 ストレスは悪いものだと思っていました。でも、ストレスにはよいものもあり、もっとストレスについて知りたいと思いました、自分なりのストレス発散法を大事にし、生活していきたいです。

 

6年生を送る会

  3月4日に、6年生を送る会が行われました。5年生は、この日に向けて準備を進めてきました。テーマを、「ONE TEAM ~笑顔あふれる~」とし、1~5年生が一丸となって6年生を笑顔いっぱいに、そして都万小全員が笑顔に・・・そんな素敵な思いが込められていました。5年生にとっては、全校を動かす大きなイベントは初めてでしたが、下学年の協力を得ながら、今年度学校を引っ張ってくれた6年生の感謝の気持ちを伝え、やりきることができ、新年度の6年生に向けての自信になりました。

【5年児童の感想】

 6年生を送る会は、1から4年生が協力してくれたので、笑顔いっぱいの送る会になりました。代表委員会の話し合いでは、下級生のことを思った意見が多かったので、各学年がちゃんと準備できるものに決めることができました。そして、送る会までにすてきな飾りやプレゼントなどを準備してくれました。おかげで、5年生は1から4年生に任せることができたし、6年生も喜んでくれました。「ワンチーム」で笑顔いっぱいの送る会にできたと思います。

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隠岐の島町教育委員会 総務学校教育課 総務係
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