有木小学校の様子について(令和2年度2学期)
楽しかった秋の遠足
10月1日(木)は、今年度初めての遠足に出かけました。行先は旧飯田小学校です。1~4年生で縦割り班に分かれ、片道約3.5kmの道のりを往復歩きました。4年生のリーダーが、長い距離を歩くのが初めての1年生や下学年を引っ張りました。
到着後すぐ4年生が考えた遊びでしっかり体を動かしました。「リレー」「ドッヂボール」「けいどろ」など、盛りだくさんの遊びをみんなで楽しみました。遊びの後は待ちに待ったお弁当タイムです。子ども達みんなおいしそうにほおばっていました。お弁当の後の自由遊びでも学年を超えていろいろな人とサッカーやフリスビーをして楽しみました。
4年生がリーダーとなって下学年をまとめた遠足。たくさん歩き、たくさん遊び、とても楽しく過ごすことができました。
島前徒歩旅行
10月22日(木)5・6年生が島前徒歩旅行に出かけました。
(1)隠岐の自然を楽しむ。
(2)集団行動を通して、規律やマナーを身につける。
(3)忍耐力を身につける。
この3つをねらいとして、準備を進めてきましたが、順延して臨んだ今回も雨天となり、大幅に日程を変更して実施することになりました。雨の中、フェリーに乗っかって向かったのは海士町。港の体験施設で海士町在住の陶芸家の勇木史記さんにお願いし、体験活動を行いました。
初めに、土の特性や練り方のコツなどを分かりやすく説明していただきました。6年生は昨年の歴史学習とのつながりのある内容ということもあり、興味をもって聞くことができました。
次に、自分たちが使う粘土の重さ当てクイズを行いました。500グラムの粘土を自分で切り取り、量りにのせました。500グラム丁度を当てるために「大きいんじゃない?」「もう少し足したら」などみんなで声をかけ合って盛り上がりました。
創作活動に入ると、最初から最後まで一つの作品にこだわって作り上げた子、いくつもの作品を作り上げた子、作っては壊しを繰り返して悩みながら作り上げた子と、完成までの道のりは様々でしたが、集中して取り組む子ども達の姿が見られました。
雨天により、お弁当を食べて島後に帰ることになりましたが、海士町で思いをもって活動されている勇木さんとのふれあいや、陶芸を通して自分の思いを表現するなど、普段することのできない貴重な体験をすることができました。
全校で楽しんだオリンピック㏌有木
「制限のある学校生活の中でも、何か楽しいことをしたい!」という子ども達の思いから、5・6年生が中心となって企画運営した児童会活動が『オリンピック㏌有木』です。子ども達は、有木小学校全員がオリンピックのように、色々な競技を楽しめるように、試行錯誤しながら準備を進めていきました。
当日は、全校を7つの縦割りグループに分けて、7つのアトラクションを順番に回って得点を競いました。紙飛行機大会、ギリギリミニカー、ストップウォッチチャレンジ、絵しりとり、ボーリングゲーム、ゴミ箱チャレンジ、輪投げという、聞いただけでワクワクしそうなアトラクションを子ども達はしっかりと楽しみました。
今年度は、様々な活動が制限される中で、初めての縦割り班活動でした。アトラクションを移動する時には、高学年が下学年を上手にリードして歩く姿が見られました。また、体育館に全校児童を集めないように、アトラクションを各教室で行うなど、新しい生活様式を意識した工夫も見られました。
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