有木小学校の様子について(令和元年度2学期)
≪タブレットPCで効果的な学習~各教科で大活躍しています~≫
来年度から完全実施となる新学習指導要領において、情報活用能力は、言語能力、問題発見・解決能力等と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けられています。本校では、2学期から各教科で積極的なタブレットパソコン(iPad)の活用が始まりました。今回はその様子をお伝えします。
1・2年生は、基本的な操作を学びました。自分が使うタブレットのログインやログアウトなどの操作に慣れてくると、簡単なプログラミングのアプリを使ってキャラクターに命令を出すなど楽しく活動することができました。
3・4年生は、タブレットの基本的な使い方として、写真を撮ったり、文章を書いたりすることを学習しました。自分のノートをカメラで写して、それをテレビに送り、考えを発表することもできるようになりました。また、算数の計算や漢字練習の時間には、問題数や制限時間を自分のレベルに合わせた学習も行っています。
5・6年生は調べ学習でタブレットを活用し、写真やイラストを上手に使いながら、隠岐の料理や名所を紹介するパンフレットを作りました。作成したパンフレットは大満寺トレイルランの選手の方に配布し、大変喜んでいただきました。
また、6年生は、来年度から実施が義務付けられているプログラミング学習に先行的に取り組んでみました。算数の学習において、スクラッチというソフトを使って正多角形を描くというプログラミングを体験しました。子ども達は、正三角形に始まり、最終的には手描きでは描けない正三百角形までプログラムし描くことができました。算数科のねらいである「正多角形は角が増えるにつれて円に近づくこと」を体験を通して理解するとともに、プログラミングの仕組みと有用性を実感していました。
今後も全国の実践などを参考に、系統的に情報活用能力を身につけることができるようにしていきたいと思います。
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