○隠岐の島町滞在型宿泊施設設置及び管理条例

平成16年10月1日

条例第179号

(設置)

第1条 ふるさと資源の活用を推進するため、入込客の誘致と定住促進を目的とし、隠岐の島町滞在型宿泊施設(以下「宿泊施設」という。)を設置する。

(施設の名称及び位置)

第2条 宿泊施設の名称及び位置は、次のとおりとする。

名称

位置

ロッジおくつど

隠岐の島町津戸896番地

(利用許可)

第3条 宿泊施設を利用しようとする者は、町長の許可を受けなければならない。

2 町長は、宿泊施設の管理上必要があると認めるときは、前項の許可に条件を付することができる。

(利用の制限)

第4条 町長は、宿泊施設の利用目的、方法等が次の各号のいずれかに該当するときは、前条第1項の許可をしないものとする。

(1) その利用が公の秩序又は善良の風俗を乱すおそれがあると認められるとき。

(2) その利用が宿泊施設を損傷するおそれがあると認められるとき。

(3) 前2号に掲げられるもののほか、町長が不適当と認めるとき、又は管理上支障があると認められるとき。

(許可の取消し)

第5条 町長は、第3条第1項の規定による利用の許可を受けた者(以下「利用者」という。)次の各号のいずれかに該当する場合又は宿泊施設の管理上特に必要があると認める場合は、その許可を取り消し、又は同条第2項の規定により許可に付した条件を変更することができる。

(1) この条例又はこの条例に基づく規則の規定に違反したとき。

(2) 第3条第2項の規定により許可に付した条件に違反したとき。

(3) 偽りその他不正の手段により許可を受けたとき。

(指定管理者による管理)

第6条 町長は、宿泊施設の管理を指定管理者(地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項に規定する指定管理者をいう。)に行わせることができる。

2 指定管理者は次に掲げる業務を行うものとする。

(1) 施設等の維持管理に関する業務

(2) 利用の許可に関する業務

(3) 利用料金の収受に関する業務

(4) その他前各号に掲げる業務に付随する業務

3 指定管理者が行う宿泊施設の管理の基準は、第3条から前条まで、次条及び第8条に定めるところによる。この場合において、第3条から前条まで、次条第1項同条第4項及び同条第5項第3号中「町長」とあるのは「指定管理者」とする。

(使用料)

第7条 利用者は、第3条の規定による利用の許可を受け、宿泊施設を利用したときは別表に掲げる使用料を町長に納入しなければならない。

2 町長は、地方自治法第244条の2第8項の規定に基づき、宿泊施設の使用料を指定管理者の収入として収受させることができる。この場合において、前項第4項及び第5項中「使用料」とあるのは「利用料金」とする。

3 利用料金は別表に掲げる額を上限として、指定管理者が町長の承認を得て定める額とする。

4 町長は、公益上特に必要と認めたときは、使用料を減額し、又は免除することができる。

5 既に納入した使用料は、還付しない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、その全額又は一部を還付することができる。

(1) 利用者が、自己の責によらない理由で使用できなくなったとき。

(2) 利用者が、使用日前2日前までに使用の中止を申し出たとき。

(3) 町長が、宿泊施設の管理上特に必要があるため、第5条の規定により許可を取り消したとき。

(損害賠償の義務)

第8条 宿泊施設を利用する者は、故意又は過失により施設を損傷し、又は滅失した者は、町長の認定に基づきその行為によって生じた損害を賠償し、又はこれを原状に回復しなければならない。ただし、町長がやむを得ない理由があると認めたときは、この限りでない。

(委任)

第9条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。

(施行期日)

1 この条例は、平成16年10月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例に施行の日の前日までに、合併前の都万村滞在型宿泊施設設置及び管理に関する条例(平成7年都万村条例第8号)の規定によりなされた処分その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

(平成17年10月6日条例第90号)

(施行期日)

1 この条例は、平成18年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、この条例による改正前の隠岐の島町滞在型宿泊施設設置及び管理条例の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれ改正後の条例の相当規定によりなされたものとみなす。

(平成20年3月25日条例第21号)

この条例は、平成20年4月1日から施行する。

(平成26年3月24日条例第34号)

この条例は、平成26年4月1日から施行する。

(令和元年8月2日条例第17号)

(施行期日)

1 この条例は、令和元年10月1日から施行する。

別表(第7条関係)

区分

使用料

摘要

大人

1人利用

9,900円


2人利用

8,800円


3人利用

7,700円


4人利用

7,700円


小人

5,387円


名称

利用時間

使用料

摘要

ホール

9時から12時

3,137円


12時から17時

3,137円


17時から22時

3,137円


9時から22時

8,372円


備考 営利を目的とする利用の場合は、上記金額の3倍とする。

隠岐の島町滞在型宿泊施設設置及び管理条例

平成16年10月1日 条例第179号

(令和元年10月1日施行)