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国際交流(ポーランド共和国クロトシン市)

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隠岐の島町は、平成28年6月ポーランド共和国クロトシン市と友好都市提携を結びました。
スポーツ(特に相撲)・経済・歴史・文化・教育など、さまざまな分野での交流を目指しています。

国際交流員のイザベラさん

平成29年8月から隠岐の島町で働いているポーランド人ラチンスカ・イザベラです。観光課と教育委員会で、外国語での情報発信や国際交流イベントの企画運営をしています。

私から、クロトシン市についてご紹介します。

【目次】
クロトシン市の概要
クロトシン市の歴史
クロトシン市の紋章とロゴ
友好都市提携への道

クロトシン市の概要

 クロトシン市はポーランド共和国のヴィエルコポルスカ県の南部に位置し、県庁所在地であるポズナン市から約108キロ離れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クロトシンの基礎自治体は、クロトシン市とその周辺にある市村で構成されています。人口は4万人に達しますが、クロトシン市内には約3万人になり、周りの市村には約1万人になります。自治体の面積は256平方キロメートルです。

 クロトシン自治体はポーランドと外国の様々な大中小企業の拠点で、機械工業・建設業・食料産業・衣料品産業などが盛んな地域です。工業以外、クロトシン自治体の住民は農業に従事しています。その地域の伝統的な農場を続け、または農場グループを組んで、豚・牛の飼育やムギの耕作に携わっています。

クロトシン市の歴史

 クロトシン市は1415年にクロトツキ氏(ポーランド貴族、日本の大名のような存在)によって成立されましたが、16世紀の半ばにいたるまで貧しい小都市でした。16世紀末から徐々に発展していました。織物やビール醸造という工芸が盛んになったため、クロトシン市はヴィエルコポルスカ地域で商売を行う重要な都市になりました。

 18世紀始めには、クロトシン市の住民は、戦争の混乱や疫病のため、しばらく貧困に陥りましたが、その地域の新領主になったユゼフ・ポトツキ氏の下で復興されました。ユゼフ・ポトツキ氏は農業土地利用において法律を変え、様々な免除を与えたため、クロトシン市に職人は移住してきました。その時期に、建物・水道・石畳などが整備されました。都市の発展に応じて、人口も戦後の数百から約4千人に伸びました。

 18世紀末になって、様々な困難に陥ったポーランドは隣国によって領土を失っていたため、第一次世界大戦後までのクロトシン市はポーランドではなく、ドイツに所属する都市でした。ドイツ人の下で市内に新しい役所・工場は立てられた上、鉄道も建設されたため、インフラの発展が進みました。そして都市の発展とともにクロトシン市の面積だけではなく、人口も急速に増加しました。19世紀の半ばにクロトシン市はヴィエルコポルスカ地域の四番目に大きい都市になりました。

 第一次世界大戦後、クロトシン市は改めて独立したポーランドの領土になりました。都市の歴史としては、平和な成長の時期でした。第二次世界大戦後、地方行政の拠点になったクロトシン市の人口は二倍ほど増え、3万人に達します。人口の増加とともに郊外でアパートや一戸建てが新しく建てられました。

クロトシン市の紋章とロゴ

 ポーランドでは、歴史の長い都市には、紋章があります。例えば、市内の重要な資料で印鑑のようなものとして利用され、古くから伝わるオフィシャルな都市のシンボルになります。紋章のデザインは複雑で、多くの場合、都市の領主であった貴族の家紋も含めます。
 それに対してロゴは現代に作られたパンフレットに利用されているブランドのマークです。デザインは非常に簡単です。
 クロトシン市は以下の紋章とロゴがあります。

クロトシン市紋章

 紋章は青いバックグラウンドで二つの銀色の鍵が描かれています。上部には金色のバラが描かれており、鍵の両側に星が描写されています。
 紋章に描いた鍵ですが、キリスト教の信仰では、イエスの12使徒の一人聖ペトロは天国の門への鍵を持っています。クロトシン市の中心的な教会は、聖ペトロを名乗るため、都市の紋章に聖ペトロのシンボルになった鍵を使いました。また、紋章にあるバラと星は、かつてクロトシン市の領主であった貴族の家紋からとったものです。
 クロトシン市ロゴ

 クロトシン市のロゴは、2013年6月8日に市の祭り「KrotoFEST(クロトフェス)」で自治体の新しいマークとして紹介されました。
 中央広場に位置する役所の塔は、都市の景色で最も印象的なものであるため、ロゴのバックグラウンドに描写されています。中央には、広場で集まった人たちが描かれており、お互いに助け合う良い隣人であるクロトシン住民を表しています。人形の広げた手は、おもてなしの雰囲気を示しています。
 ロゴで利用された色も特別な意味を持ちます。青は都市の紋章を思わせ、緑は自然の大切さと維持可能な発展を表しており、オレンジ色は住民の活躍と明るい気持ちを表しています。

友好都市提携への道

 隠岐の島町とクロトシン市の交流が始まったきっかけは、ポーランドで人気を集める相撲です。ポーランド相撲連盟10周年を記念するイベントに出席するためにクロトシン市を訪れた在ポーランド日本大使 山中 誠氏 とクロトシン市長マルシャウエクの対話で相撲を通した日本・ポーランドの草の根レベルの交流のアイデアが生まれました。

 両国大使の援助により、2015年に隠岐の島町・クロトシン市の相互交流が始まりました。クロトシン市の代表団が来島し、隠岐の島町の代表団もクロトシン市制600周年記念式典に参加しました。その後、クロトシン市で開催されたポーランド相撲選手権大会に隠岐の島町出身の力士が参加し、ポーランドの力士も五箇地区相撲大会に出場しました。そして、2016年に両都市において友好都市提携調印式が行われました。

これから、隠岐の島町とクロトシン市は姉妹都市として以下の分野での交流を目指しています:
・スポーツ(特に相撲)
・経済
・観光
・歴史
・文化
・教育

 


このページに関するお問い合わせ
隠岐の島町役場 観光課 交流交通係
TEL:08512-2-8575
FAX:08512-2-4997
MAIL:kankou@town.okinoshima.shimane.jp