(設置)

第1条　水泳を通して町民の健康を増進し、体育及びレクリエーションの普及並びにその振興を図り、もって町民の心身の健全な発達と町民相互の交流を深めるため、屋内温水プールを設置する。

第2条　屋内温水プールの名称及び位置は、次のとおりとする。

(管理)

第3条　隠岐の島町立隠岐の島町屋内温水プール(以下「プール」という。)の管理は、隠岐の島町教育委員会(以下「教育委員会」という。)が行う。

(指定管理者による管理)

第4条　教育委員会は、プールの管理を指定管理者(地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項に規定する指定管理者をいう。)に行わせるものとする。

(運営委員会)

第5条　プールの管理運営を適正かつ円滑に行うため、隠岐の島町立隠岐の島町屋内温水プール管理運営委員会(以下「運営委員会」という。)を置く。

(利用の許可)

第6条　プールの施設及び設備(以下「施設等」という。)で別表に掲げるものを利用しようとする者(以下「利用者」という。)は、指定管理者の許可を受けなければならない。また、許可に係る事項を変更しようとするときも、同様とする。

(利用の制限)

第7条　指定管理者は、次の各号のいずれかに該当するときは、前条第1項の許可をしないものとする。

(利用の停止又は許可の取消し等)

第8条　指定管理者は、次の各号のいずれかに該当するときは、施設等の利用を停止し、又は許可を取り消すことができる。また、第6条第2項の規定により許可に付した条件を変更することができる。

(利用権の譲渡等の禁止)

第9条　利用者は、利用等の権利を他人に譲渡し、又は転貸してはならない。

(特別の設備等)

第10条　利用者は、備付け以外の器具を利用しようとするときは、利用許可申請と同時にその旨を申請して指定管理者の承認を受けなければならない。

(入館の制限等)

第11条　指定管理者は、次の各号のいずれかに該当する者に対しては、プールへの入館を拒否し、又はプールから退去させなければならない。

(利用料金)

第12条　利用者は、別表に掲げる基準額に0.8を乗じて得た額から当該基準額に1.2を乗じて得た額までの範囲内の額で、指定管理者が教育委員会の承認を得て定める額(以下「利用料金」という。)を納入しなければならない。

(利用料金の減免)

第13条　指定管理者は、公益上特に必要と認めたときは、利用料金を減額し、又は免除することができる。

(利用料金の不還付)

第14条　既に納付した利用料金は、還付しない。ただし、利用者がその責めに帰することができない事由により施設等を利用することができなくなった場合、又は利用開始の日の2日前までに利用の中止を申し出た場合は、この限りでない。

(原状回復の義務)

第15条　利用者は、施設等の利用が終わったとき、又は第8条の規定により利用許可の取消し若しくは利用の停止を命ぜられたときは、速やかに当該施設を原状に回復し、かつ、搬入した物件を撤去しなければならない。

(損害賠償の義務)

第16条　利用者は、利用中に故意又は過失により施設等を損壊し、又は滅失したときは、それによって生じた損害を賠償しなければならない。ただし、教育委員会においてやむを得ない事由があると認めるときは、この限りでない。

(委任)

第17条　この条例の施行に関し必要な事項は、教育委員会が規則で定める。